株価画面の基本の数字
株価画面でまず目に入るのは、一日の値動きの四つの点です。取引開始後に最初に約定した価格が始値、最も高かった価格が高値、最も低かった価格が安値、取引終了時に決まった価格が終値です。前日比は前日の終値との差、騰落率はそれを比率で表した値です。出来高は売買された株数、売買代金は売買された金額なので、株価が大きく違う銘柄どうしは売買代金で比べるほうが適切です。
- 始値・高値・安値・終値:一日の四つの点
- 前日比・騰落率:前日終値との差
- 出来高:売買された株数
- 売買代金:売買された金額
株価画面や口座、開示資料でよく目にする用語を、出てくる場面ごとにまとめ、意味と混同しやすい点を整理しました。
株価画面でまず目に入るのは、一日の値動きの四つの点です。取引開始後に最初に約定した価格が始値、最も高かった価格が高値、最も低かった価格が安値、取引終了時に決まった価格が終値です。前日比は前日の終値との差、騰落率はそれを比率で表した値です。出来高は売買された株数、売買代金は売買された金額なので、株価が大きく違う銘柄どうしは売買代金で比べるほうが適切です。
時価総額は株価に発行済み株式数を掛けた値で、市場が付けた会社全体の値段です。株価が高いから大きな会社というわけではなく、株数まで掛けて初めて大きさを比べられます。額面は株式を最初に発行したときに決めた名目上の金額で、今の株価とはほとんど関係がありません。上場株式のうち、大株主の持ち分のようにあまり売買されない分を除いたものを浮動株と呼びます。
韓国株は一日に動ける価格の範囲が決まっていて、その上限と下限に達することをそれぞれストップ高、ストップ安と呼びます。市場全体が急落するとすべての売買を一時止めるサーキットブレーカーが、先物価格が急変するとプログラム売買の注文を一時遅らせる仕組みが働きます。個別銘柄が短時間で大きく動くと、しばらく板寄せ方式に切り替える変動性緩和措置が発動します。発動基準や時間は取引所の公式案内を確認しましょう。
預り金は口座に入っている現金です。株を売った代金は決済が終わるまで出金できないため、画面には当日の預り金と二日後の預り金が別に表示されます。証拠金は注文時にあらかじめ拘束されるお金で、証拠金だけを入れて残りを決済日までに入れる取引を未収取引といいます。期限内に入れられなければ、証券会社が株を強制的に売る反対売買が起こります。証券会社からお金を借りて株を買うことは信用取引と呼びます。
株式分割は一株を複数に分けることで、株数が増える分だけ株価が下がり、会社の価値や自分の持ち分の価値は変わりません。逆に複数の株を一株にまとめるのが株式併合です。有償増資は新しい株を発行して資金を受け取るもので、既存株主の持ち分比率が下がることがあります。無償増資は資金を受け取らずに株を配るもので、原則として会社の価値は増えません。こうした日程の前後には、権利落ちで株価が調整されて表示されます。
普通株は株主総会で議決権を持つ一般的な株式です。優先株はたいてい議決権がないか制限される代わりに、配当を先に、または多く受け取れるように定められた株式で、条件は会社ごとに違います。同じ会社の普通株と優先株は価格も出来高も別々に動き、優先株は売買が少ないため価格が大きく振れることもあります。配当を受け取る権利が移る日付については「配当はどこから出るお金か」の記事にまとめています。
PERは株価を一株当たり利益で割った値で、利益の何倍で取引されているかを見ます。PBRは株価を一株当たり純資産で割った値、ROEは自己資本でどれだけの利益を上げたかを示します。EPSは一株当たり利益そのものです。これらの数字は業種によって一般的な水準が違うため、業種をまたいで単純に比べると誤解しやすくなります。計算方法と読み方は「財務諸表3枚を読む順番」と「適正株価という数字はどう出るのか」の記事を参考にしてください。
開示は、投資判断に影響しうる内容を会社が決められた方法で知らせるもので、電子開示システムで誰でも閲覧できます。業績、増資、筆頭株主の変更といった内容がここに載ります。銘柄名の横に付く管理銘柄、投資注意・投資警告・投資危険、売買停止の表示は、取引所がリスクを知らせる合図です。用語を知ることは判断の出発点にすぎず、この記事は投資助言ではありません。
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